AEDで助かる命がある
私がAEDにこだわる理由
AED(自動体外式除細動器)は全国に普及していますが、実際に使える人・知っている人はまだまだ少ない現状です。心肺停止時に1分でも1秒でも早くAEDを使うことは生存率を上げるだけでなく、脳障害などの後遺症リスクを減らすことに繋がります。自分の住んでいる街のどこにAEDがあるのか、いざという時どのように使えばいいのかを知っておくだけでも何かあった際にすぐに行動することで一人でも多くの人の命を救えるのではと考えています。
私は30代後半頃、健康診断で「ブルガダ症候群※」と診断されました。突然死を起こす可能性がある心臓の波形だと医師から言われ、当時私も家族もパニックになった頃がありました。ちょうどその頃、全国で公共施設を中心にAEDの設置が進められていましたが、ある新聞に「心肺停止の発生件数約2万件中、AEDが使われたのは約800件」という記事を目にし、多くの人々特に若い方にAEDの存在を知ってもらいたいと思うようになったのがきっかけです。
※ブルガダ症候群は1992年にBrugada兄弟が報告したことでその名で呼ばれています。心電図では特徴的な所見を呈し、致死的不整脈である心室細動によって突然心臓が停止し、死亡する可能性がある病気の一群です。
当時は会社員として営業職に就くかたわら、2009年~2010年にかけて「Chain of Survival!! 命の連鎖」というAEDの使い方を知ってもらうことを目的とした音楽ライブイベントに関わらせていただきました。6~7のミュージシャンによる音楽演奏の合間に、救命救急士による心肺蘇生法やAEDの使い方を学ぶというものです。ミュージシャンの呼びかけでファンと一緒になって15分程度のミニ講習を受ける場面では、若い方が真剣にAEDの使い方を学んでいる姿が今でも印象に残っています。
2023年9月16日 自分用にAEDを契約
自分だけでなく、仕事の外出時やプライベート時も誰かの役に立つかもしれないと思い、毎日リュックで持ち運んでいます。
AEDマップ
日本全国AEDマップ
スマートフォンアプリ(無料)あり
日本救急医療財団 AEDマップ
日本救急医療財団 全国AEDマップ
日本AED財団
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救命サポーター team ASUKA
AEDに関する主な活動報告
AEDを知るイベント
Cain Of Survival!!命の連鎖
心肺蘇生法およびAEDの使い方の普及を通して、救える命があることを知っていただくことを目的としたイベント。
音楽ライブイベントの転換時間(約10分)を利用してAEDの使い方講習、命の大切さを考えるシンポジウムを行った。
総合司会:2009.7広島CLUB4.14、2010.1北九州芸術文化ホール、2010.3神戸STARCLUB、2010.5シーモール下関、2010.7福山Cable
実行委員長:2011.9福山 第18回ゲタリンピック メインステージ
メディア記事・イベントの様子
命のIZMプロジェクトトークショー&AEDミニ講習
2022年12月3日・4日開催のあそぼうフェスタ内。
就寝中に心肺停止となり救急隊による AED で命が助かった女性 IZUMI さんとのトーク、福山市消防組合 福山南消防署の救急救命士による AED のミニ講習会を行った。
AEDが繋ぐ未来 ~私の命を救ったものは~ 心肺停止から奇跡の回復IZUMIさん
全編(9分41秒)
①心肺停止から奇跡の回復(2分45秒)
②女性へのAED使用について(3分19秒)
③子供を守れるのは・・(2分38秒)
メディア記事・イベントの様子